人の交流

令和2年2月8日
(写真1)横断幕あり集合写
(写真2)トライアスロン指導の様子
(写真3)講習会の様子

概要

 外務省は,令和元年度のスポーツ外交推進事業として,1月28日から2月8日まで,公益社団法人日本トライアスロン連合の協力を得て,日本人トライアスロン指導者2名をガンビア共和国へ派遣しました。
 滞在中は,審判員講習会,コーチ講習会を行い,最終日にはガンビア国内で初のトライアスロン大会を開催しました。
 この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。

コメント

派遣者のコメント

齋藤徹(公社)日本トライアスロン連合

 ガンビアでの初のトライアスロン大会の開催に協力できたことが,一番の成果であったと思います。
今回の審判員コース,コーチコースの参加者が中心となって,今後のガンビアでのトライアスロン競技が徐々に発展していくことを期待しております。

山中良晃(公社)日本トライアスロン連合

 アフリカの最高気温40℃にもなる国でトライアスロンの仲間がいることにうれしく思いました。
 競技ルールや大会運営に関する審判講習会及びコーチ講習会では,皆さん興味深く真剣に取り組まれていました。
 ガンビアで初めてのトライアスロン大会開催が,新たな一歩を踏み出したことを実感しました。新しいスポーツの力がガンビア共和国の発展につながっていくことを期待しています。

受講者側のコメント

Alieu Y. Cham ガンビア・トライアスロン連盟事務局長

 スポーツ外交推進事業にて,ユーラシア大陸の東の端の「日出ずる国(Nation of Rising Sun)」日本から,アフリカ大陸西の端の「アフリカの微笑みの海岸(Smiling Coast of Africa)」ガンビアまで遠路はるばる来訪され,トライアスロンを指導してくださった2名の日本人指導者に感謝いたします。
 審判員講習会及びコーチ講習会を行っていただき,その成果を生かして,最終日の7日目に,ここガンビアで初めてのトライアスロン大会を開催することができました。
 今後,いろいろな困難があることは承知しておりますが,今回の大会からステップアップして,5年以内にガンビアにて国際トライアスロン連合(ITU)の大会を開催すること,また多くの選手がレベルアップして大きなITUの大会に参加することを目指します。
 最後にガンビアのトライアスロン競技が,スタートラインから一歩を踏み出すために,2名の日本人指導者を派遣することにご協力いただいた日本トライアスロン連合,日本の外務省,日本の皆様に感謝いたします。


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