人の交流
スポーツ・フォー・トゥモロー チェコからのパラバドミントン選手等の招へい



概要
外務省は,平成29年度「スポーツ外交推進事業」として,9月27日から10月3日まで,チェコからパラバドミントン選手及び指導者を我が国に招へいしました。滞在中は日本障がい者バドミントン連盟及び千葉大学の協力を得て,パラバドミントン関係者及び同大学バドミントン部との交流を行いました。この事業は,日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として行ったもので,スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施しています。
コメント
招へい者コメント
トマーシュ グリツ 選手
今回の訪日は,素晴らしく,日本人の方々の温かい心を感じました。皆さんとても親切でした。大学訪問もとても面白かったです。
ディタ ブラプツォワー 選手
パラバドミントン関係者との交流で,世界チャンピオンである日本人選手と一緒にゲームをしたことは,言葉にできないほど貴重な経験となりました。
在京チェコ大使館,外務省など,普段は行けないところにも行けて良かったです。
トマーシュ ヴォヴェス コーチ
スポーツ外交推進事業というスキームにて訪日し,日本の選手と交流したり,東京などの視察を行い,日本の文化に触れられたことを大変嬉しく思います。このような機会を与えていただいたことに心から感謝しています。日本の選手と交流し学んだ技術や指導方法を,自分の所属するクラブの選手達及びチェコの選手達に伝えていきます。
受入れ側関係者コメント
日本障がい者バドミントン連盟 理事長 平野 一美
この度,スポーツ交流を目的として,チェコの選手を西葛西体育館に迎え,練習を一緒に行いました。
日本のパラバドミントン選手がどの様な練習を行っているかを見て,実際に体験して頂く事で,将来のパラバドミントン選手に成長して頂ければと願っています。
千葉大学バドミントン部 主将 山下 智史
この度は多くの方々のご協力により「Sport for Tomorrow」事業に携わることができ,とても嬉しく思います。学内案内やランチ,実際の授業への参加,体育会バドミントン部の活動参加を通じて,チェコの車いす選手等との交流をさせていただきました。
文化や言語など多くの違いが存在し,はじめは戸惑う場面もありましたが,バドミントンを通して多くのコミュニケーションを図ることができました。
今回の活動を通じてスポーツは世界共通の言語になると思いました。「Sport for Tomorrow」とあるようにスポーツはあらゆる壁を越えて明日へ繋げていけることができると信じています。
今後ともこのような活動をしていきたいと思います。