広報文化外交

「スポーツ外交強化に関する有識者懇談会」第1回会合(概要)

平成26年2月13日

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 2月13日午前10時から約90分間,外務省内において「スポーツ外交強化に関する有識者懇談会」第1回会合を開催したところ,概要は次のとおりです。
  1. 冒頭,岸信夫外務副大臣より,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催決定に際してスポーツの有する力を改めて実感した,2020年東京大会に向け既に「Sport for Tomorrow」プログラムが立ち上がっており着実に推進していくが,スポーツの力は開発,平和,女性,障害者,高齢者等,多岐に及ぶため,いかに幅広い分野で,スポーツの力を我が国外交の強化に活かすことができるか,活発な議論を期待する旨述べました。また,小倉和夫座長(国際交流基金顧問)からも開会の挨拶が述べられました。
  2. 続いて,齋木尚子国際文化交流審議官よりスポーツ外交の現状を報告しました。また,小倉座長よりスポーツと開発,スポーツと平和等を中心にプレゼンテーションが行われ,座長の問題意識が示されました。
  3. 討議では,各委員から,現場での経験や国際政治の観点を踏まえて貴重な意見が示されました。特に,スポーツ施設の建設等のハード面での支援の重要性に加え,スポーツを通じた人材育成といったソフト面での施策の強化の重要性が強調されました。また,ハード面(インフラ整備)・ソフト面(人材育成,競技能力向上等)の連携も必要との指摘がありました。さらに,日本の学校体育モデルは世界的に先進的であり,日本モデルを各国へ発信・輸出することの意義は大きいとの指摘があったほか,スポーツ分野での支援が評価されるためには,日本の競技力が国際的にハイレベルであることが前提との指摘がありました。また,各国スポーツ界からは日本には八百長やドーピング,腐敗が少ないことが高く評価されているとの紹介がありました。
  4. スポーツ外交の実施体制について,政府,JICA等関係団体,民間部門等が協力し,オールジャパンの体制で継続的な取り組みを行うことの重要性が強調されました。さらに,2020年東京大会を国際社会の平和の実現に貢献する大会としていくべきとの指摘があったほか,品格のある国としての大会にしたいとのメッセージを繰り返し発することで日本の対外イメージの向上にもつながるとの指摘がありました。
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