国際情勢講演会

共催:国連NGO国内女性委員会

令和7年3月10日
質疑応答の様子、古本室長(左)、安保首席(中)、細谷氏(右)
講演会会場の様子

 令和6年12月2日(月曜日)、国連NGO国内女性委員会との共催により、「国際情勢講演会」が東京都渋谷区の婦選会館でハイブリッド形式(対面、及びオンライン)にて開催されました。
 講演では、外務省総合外交政策局の安保人権人道課首席事務官及び古本女性参画推進室長から、第79回国連総会の特色や採択決議の概要、ジェンダー分野における我が国の取組等について詳しく解説があり、国連NGO国内女性委員会からは、紙谷学習院大学名誉教授が国連の第3委員会(社会・人道・文化に関する問題)に代表顧問として参加した様子について説明しました。講演後には質疑応答が行われました.

演題

 第79回国連総会 ジェンダー視点から第3委員会を中心に
 「第79回国連総会の特色と課題」(安保人権人道課首席事務官)
 「日本外交における女性・平和・安全保障(WPS)(古本女性参画推進室長)
 「第3委員会(社会・人道・文化に関する問題)に代表顧問として出席して」(紙谷学習院大学名誉教授)

参加者の感想・意見(抜粋)

  • 国連の組織や第3委員会の機能、採択の方法などを学ぶことができた。また、紙谷氏の報告から、政府代表団にNGOから入り、意見を表明する意義について深く考えさせられた。common goodjusticeが行動規範になるNGOと国益を意識する政府の立場では相容れないこともあると思うが、NGOの幅広い経験をより良い政策策定に役立てられるとよいと思った。
  • 女性を支援の対象として受動的に捉えるだけでなく、平和の実現に参画する能動的な存在として捉えることを学んだ。
  • 国連の第3委員会の様子が興味深かった。国内政治の状況と照らし合わせて考えると、より一層意味ある行動につながると感じた。
  • 女性の人権問題については、自分自身で問題視していたものもあり、身近に感じとても勉強になった。WPSについて詳しく調べたいと思った。
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