外交講座

令和6年12月17日

 2024年12月3日(火曜日)、大東文化大学において外交講座を開催しました。

外交講座を受講している大東文化大学の学生の様子
「最近の日米関係」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら解説する北米局北米第一課の前田課長補佐

テーマ及び講演内容

 北米局北米第一課の前田課長補佐が、「最近の日米関係」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら解説しました。

参加学生の感想

  • アメリカ大統領選を終え、トランプ氏が勝利をおさめ、今後のアメリカの動きとアメリカが世界に与える影響に対し注目が高まっているが、情報戦の中でトランプ氏が勝利を掴み取った明確な要因、今後起こりうるであろうと想像できる社会について見解を聞くことができ、大変参考になった。
  • 経済外交について、貿易や投資を促進するだけでなく、国家の安全保障や国際的な影響力を強化する手段としての重要性を再認識した。特に、日本の経済政策がどのように他国との関係に影響を与え、また逆に他国の経済的動向が日本の外交にどのような影響を及ぼすのかを考えさせられた。特に、アジア地域での日本の立場や、最近のアメリカや中国との経済関係の変化がどのように外交に影響を与えているのかにも非常に強い関心を持った。
  • 次期大統領がトランプ氏に決まり、今後日本がどういう立ち位置を確立していくかを考えさせられた。これからはニュースも新しい視点で見られると思う。
  • 日米同盟には、日本側にも安全保障や軍事費の抑制、米国との強い関係を持てるというメリットがあることに気づいた。今は周辺国の不安な状況などがあるので、かつてなく日米関係が重要で、関係を強化して行く必要があると思った。今後、石破総理とトランプ次期大統領がどのような関係を築いていくのか、興味を持って見ていきたい。
  • アメリカという国の「大きさ」を改めて実感した。日本とアメリカ、それぞれにメリット、デメリットはありつつも、相互的な強い関係性があり、欠かせない存在であると感じた。トランプ政権に代わる近い将来、日本という国の存在をしっかりと理解し、知ってもらうことが大切であると考えた。
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