外交講座
令和6年度(2024年度)外交講座
関西学院大学
令和6年11月26日
2024年11月7日(木曜日)、関西学院大学において外交講座が開催されました。


テーマ及び講演内容
総合外交政策局国連政策課の阪口課長が、「国連安保理の機能と課題」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら解説しました。
参加学生の感想
- 安保理で拒否権が行使されたという報道のインパクトが大きく、安保理の仕事が本当に効果的なのかという疑問があったが、今回の講演を聞き、拒否権行使のような事例は氷山の一角であり、安保理が国際政治に大きく貢献していることがわかった。
- 現場で対応する外交官によるウクライナ支援の話がとても興味深かった。また、国連の仕組み、安保理の限界などの話も聞き、国連についてまた深く考えてみようと思った。
- 国連や安保理が掲げる国際平和や安全は机上の空論で到底達成できない理想だと思っていたが、理想に向けての努力や熟慮をしていると気づいた。普段安保理でどのような議論をしているのかさらに具体的に知りたいと思った。
- 安保理について学び、日本が国際社会で信頼を得ていることを改めて実感した。特に、日本が非常任理事国として何度も選出されていることに驚いた。これは、日本が平和維持や国際協力の分野で重要な役割を果たしていることの証であり、日本の外交力や信頼性が評価されているからだと感じた。日本がこれからも積極的に国際社会に貢献し、平和と安定のためのリーダーシップを発揮してほしいと思った。