外交講座
令和6年度(2024年度)外交講座
名城大学
令和6年7月29日
2024年7月5日(金曜日)、名城大学において外交講座が開催されました。


テーマ及び講演内容
総合外交政策局政策企画室の権田室長が、「国際情勢認識と日本外交の展望」をテーマに、具体的な事案の紹介を交えながら解説しました。
参加学生の感想
- 国際関係の複雑性について認識した。グローバルな視点で見ると各国の政治、経済、文化的要素が深く絡み合っていること、また中東情勢やアジアの領土問題など、地域ごとに特有のリスクや課題が存在していることを学んだ。
- ウクライナ情勢など各国で起きていることがどれだけ日本にも影響があるかを知った。現在の日本も、周辺諸国との関係が不安定であることから、今後の世界との関わりに注目したい。
- 気候変動や食料問題は、地球規模の大きな課題であるが、外交努力が各国との話し合いや解決に向けた協力関係構築につながっていることを知った。
- 『危機を未然に対話をもって防ぐ』という外交の役割に感銘を受けた。国家間の平和の維持や経済的利益の促進、文化の交流など多岐にわたる効果を期待している。
- グローバルサウスについて、途上国だった国が力をつけてきて先進国を上回るというパワーバランスの変化が起きていることを知り驚いた。また、日本の周辺国の安全保障環境や、FOIPの必要性等、国際社会が複雑で不透明になる中で日本の外交がますます重要になっていると感じた。