外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立渋谷教育学園渋谷中学高等学校の皆さん
平成26年5月8日

平成26年(2014年)5月8日(木曜日),外務省に東京都渋谷教育学園渋谷中学高等学校の皆さん(中学3年生23名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内し,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 交渉の心境,心がけていることは何か?
- 学生時代にやっておくべきことは何か?
- 外国で受けたカルチャーショックは?
- 本省と大使館の仕事の違いは?
- 退職するまでに何カ国赴任するのか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 同時通訳ブースが良かった。
- 日本の玄関なだけあって,とてもキレイだった。
- 地図があったらほしいくらい広かった。一つの建物ではなく,ロの字の建物だった。
- 記者会見室などTVで見たところがたくさんあった。
- 陸奥宗光像の説明が面白かった。
- 思ったよりも自然が多かった。
(イ)省員の話・様子
- 職員が全力で興味深い話を教えてくれたこと。
- 外務省は意外に身近で,自分たちに関わりがあること。
- 自分の仕事を楽しんでいること。
- 2~3年に1回海外赴任の場所が変わること。
- 外務省の仕事の説明。理解が深まった。
- 女性職員が多いこと。
- 留学経験の話。すごく参考になった。
- 仕事で先進国や途上国など様々な国へ行くこと。外務省が日本や世界のために様々な活動(ODAなど)を行っていることが分かった。
(2)感想・意見など
- とても堅いところだと思っていたが,丁寧に接してくれたのでとても良かった。
- とても楽しかった。良い思い出になった。
- 昔からすごいと思っていたが,何をしているかもっと分かるようになった。外務省は何をしているのかをもっと広く国民のみんなに伝えた方が良いと思う。
- やっぱりスゴいなと思った。外交官の話はとても興味深く,やはりここで働いてみたいなと思った。また来てみたいです!
- 見学者に対して,とても親切で丁寧であった。(引率教員)