こども霞が関見学デー
令和5年度外務省「こども霞が関見学デー」開催報告
「こども霞が関見学デー」は、夏休み期間中に、子供たちに社会について広く知ってもらうことや、政府の仕事や取組について理解を深めてもらうことなどを目的としたイベントです。
外務省では、外務省の仕事や世界の国々について理解を深めていただけるようなプログラムを開催しました。多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました!
1 開催日時
令和5年8月2日(水曜日)・3日(木曜日)
2 対象者
小学生及び中学生
3 プログラム内容
(1)「外務省ってどんなところ?聞いてみよう!」外務省員による業務紹介(8月2日)



外務省員はどんな仕事をしているのでしょうか。外務省に対する理解を深めてもらうため、外務省員が、外国での勤務経験やお仕事についてお話しました。
会場参加及びオンライン参加の子供たちからは「外務省を目指したきっかけは何ですか」、「どうやったら外務省で働けますか」、「留学時の思い出は何ですか」、「外国語はどうやって学びましたか。勉強するコツはありますか」、「すごいなぁ、と感じた外国はありましたか」など、多くの質問が寄せられ、大変盛り上がりました。
外務省や国際問題について、もっともっと聞きたいことがあったと思います。ぜひ「キッズ外務省」やパンフレット「外交という仕事 地球に生きるわたしたち」もご覧ください!
(2)海とさかなの親善大使「さかなクン」による講演会(8月3日)


「海とさかなの親善大使」のさかなクンが今年も外務省に来てくれました!
日本の技術が使われているセネガルでの国際協力のお話や、身近な自然を大切にすることが大事というお話など、写真を交えて分かりやすく伝えてくれました。また、子供たちからの質問に対しても、手書きの絵を交えながら楽しく答えてくれました。
(3)遊んで、触って、聞いてみよう!世界を知る体験ブース(8月2日及び3日)

4年ぶりに体験型ブースを開催。2日間、約440名の親子が外務省を訪れました。パスポートのイメージキャラクター「パスポくん」も登場し、子供達に大人気!


JICAによる日本のウクライナ支援を学ぶコーナーや、持続可能な開発目標(SDGs)について遊びながら学べるSDGsゲーム、民族衣装や民族楽器の体験など、世界の開発課題と日本の国際協力について楽しく学びました。


日本を紹介するうちわ作りや、海外(インド、インドネシア、オーストラリア、フィリピン)で働く国際交流基金スタッフと生配信でつなぐミニ講演会を通じて、日本の国際交流を体験しました。


東南アジアの文化を学ぶアセアンカルタで大盛り上がり!フィリピンやカンボジアなどの現地語の挨拶を学んだり、自分だけのASEAN缶バッジ作りを通じて、日本ASEAN友好協力50周年である2023年の夏に多くの子供達が東南アジアの国々について楽しく学びました。
<外交史料館で開催したプログラム>
(4)きみも歴史博士になれる!外交史料館見学ツアー(8月3日)


本プログラムでは、普段はなかなか見ることのできない条約書の原本を見たり、古い史料の補修体験をしたりしました。 子供達からは「貴重な史料を見て感動した」、「歴史の裏話が面白かった」、「補修体験が楽しかった」、「また来たい!」、「夏休みの最高の思い出になった」などの感想を頂きました。
外交史料館にはたくさんの感動があります!展示室もありますので、皆さんぜひお越しください!なお、展示室は移転のため9月末に閉室しますのでご来訪の際はお早めに!