小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
東浦町立西部中学校の皆さん
平成27年6月1日
平成27年(2015年)5月27日(水曜日),外務省に愛知県東浦町立西部中学校の皆さん(中学3年生37名,引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省に業界用語はあるか?
- 外交官は何カ国語話せるか?
- 外務省員の誇りは何か?
- 海外勤務中に危険な目にあったことはあるか?また,命を落とした人はいるか?
- 外務省にも階級はあるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)記者会見室
- TV局に繋がっているケーブルが設置されていること。
- 後ろに世界地図がある会見台が上下に動くところや,顔写りをよくする銀版を使っていたこと。
- (イ)省員の話・様子
- 外交官は英語ともう一つ専門言語を話さなくてはならないこと。
- 2年間外国へ語学の勉強だけをしに行くこと。
- 元同僚がイラクで銃に撃たれて殉職してしまった話。海外で勤務することには命の危険が伴うが,きちんと役目をはたしていること。
- 日本と外国を結ぶ重要な役割をしていること。日本のとても重要な役割を担っている省だと分かった。
- 省員の人達はもっと堅いイメージが合ったが,冗談を言ったりして面白かった。
- (ア)記者会見室
- (2)感想・意見など
- すごくかたいところだな...という印象だったが,説明が面白かった。今日話を聞いたりして,親しみやすくなった。外務省について,今まで以上に詳しく分かったのでよかったと思った。
- 外務省は外交するだけだと思っていたが,長期出張があったり,色々な仕事があることが分かってよかった。
- とてもキレイで広く,質問にも親切に答えてもらえたので,印象がとてもよくなった。
- 前まではよく分からなかったが,勉強して言語を覚えないといけない難しい仕事だということが分かった。
- とてもスゴい仕事をしていることが分かった。色々な世界のことを知ることができるのだなと思った。
- 仕事内容が分かって,より尊敬するようになった。丁寧な説明や,実際に国際会議場に入って写真も撮れるなど,貴重な体験ができた。とても勉強になった。