小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
加美町立小野田中学校の皆さん
平成27年5月26日
平成27年(2015年)5月21日(木曜日),外務省に宮城県加美町立小野田中学校の皆さん(中学3年生5名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(宮城県出身)より,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省の職員として,どのような人材を求めているのか?
- 一番やりがいがあったこと,大変だったことは何か?
- 世界経済の発展等のため様々な取り組みをしているとのことだが,具体的にどの様な取り組みをしているのか?
- 私達が外国で事件に巻き込まれないようにするためには,どうすればよいか?
- 海外勤務中に危険な目に遭ったことはあるか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 迷子になりそうなくらい,とても広かった。
- 記者会見室やローソン,歯科,内外科があったこと。絶対,思い出になると思う。
- (イ)省員の話・様子
- アフリカで泥棒に遭い,現地の人達も一緒に追いかけてくれたところ,じつはその人達もみんなグルだったという体験談。
- 今後どのように生活していけばよいのかについてのアドバイス。
- 省員の話がとても素晴らしかった。他の人にも紹介したいと思う。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- TVのドラマとは全く違う様子が見られて,これが本当の外務省だと思った。ドラマや映画で見る外交官のイメージが間違いであることが分かった。
- 親切で丁寧に案内や説明をしていただき,とても良かったです。
- 外務省に来て学ぶことがたくさんあったので,良い体験ができたと思った。
- このように丁寧に対応してもらえるとは思わなかった。とてもすばらしい体験を ありがとうございます。(引率教員)