高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
徳島県立阿南光高等学校
講演テーマ「世界の食料事情と日本の取組」
令和2年12月25日


令和2年11月9日、外務省とバイオ農業に取り組む徳島県立阿南光高等学校の間において外務省経済局資源安全保障室の津田文代首席事務官を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 「Food Security(食料安全保障)」という全ての人々が食べたいときに食べられる状況を実現するには、供給面、アクセス面、利用面、安全面の4つのことが良くならなければならないと初めて知りました。そのような時代が来るように自分たちも言葉だけでなく、小さいことでも行動に移していきたいと思いました。
- 世界では、現在7億人以上の人々が必要な栄養をとれていないことに大変驚き、日本人の私たちの生活は幸せだということが分かりました。世界の飢餓の人々が年間1000万人ずつ増えていて痛ましい思いがしたので、これらの人々を救うことが大事だと思いました。
- 世界では3分の1の食料が捨てられており、日本でも年間612万トンが廃棄されていると聞きました。日本ではこういった問題を少しでもなくせるように色々な取組を工夫していると聞き、自分もできることがあれば、少しでも手伝いたいと思いました。
- 日本の食料自給率が世界と比べると低くて驚きました。食品ロスが世界や日本でたくさん起きていて、一人一人が考えて食べ物を買ったり作ったりしないと、更に食品ロスが増えます。日本の自給率を更に低くしないために、自分なりに気をつけていきたいと思いました。
- 私たちが普段食べている物で小麦など輸入品が多いことは知っていましたが、納豆の原料の大豆の日本国内産が約7パーセントしかないことに驚きました。
- 外務省と聞き、最初はピンと来なかったけれど、日本と世界の関係を良い方向で保っていくためにすごく必要だと思いました。