高校講座

兵庫県立尼崎稲園高等学校

講演テーマ「外務省という選択、私の経験」

令和2年11月30日
(写真1)兵庫県立尼崎稲園高等学校
(写真2)兵庫県立尼崎稲園高等学校

令和2年10月29日、外務省と兵庫県立尼崎稲園高等学校の間において外務省中東アフリカ局中東第一課の團杏奈主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 私は普段から英語に大きな苦手意識を持っていましたが、講師の話を聞いて、言語は相手に自分の考えを伝えるための手段であって文法や発音を完璧に磨くことが目的ではないと気がつくことができました。これからは今までと違った姿勢で英語の学習に取り組んでみようと思いました。
  • 他国の人に日本について話すとき、それがその人にとっての日本のイメージになるという内容がとても印象に残りました。
  • 日本人にとって南アジアやアフリカ各国の詳しい違いが分からないように、向こうの人たちにとっても日本や中国、韓国の違いは分からない、という話はとても納得できました。
  • 特に驚いたことは、社会の歴史の勉強で習った「アラブの春」を体験した人が日本にもいるということです。歴史単語として覚えていましたが、警察官がいなくなる世界なんて全く想像できないと思いました。
  • 講師の経験談として、ラジオの基礎英語を聞いていたことや、米国同時多発テロで世界を身近に感じたということを聞いて、身の回りにある英語へのきっかけをこぼさず自分のものにして、将来につなげられるのだと希望を持てました。
  • 日本に伝統的にある「蚊帳」がアフリカの人のマラリア対策になっているという話や、母子手帳が中東の母と子の健康を守っているという話を聞いて、意外なものが外国で活躍しているのだと驚きました。
  • 講演の途中で行った中東クイズも面白かったです。知らないことばかりで、自分の無知を痛感しましたが、学びながらもレクリエーション感覚で楽しむことができて、中東について興味を持てるようになりました。
  • 実体験の話では、留学の話や、エジプトでの研修の話などを聞くことができました。その中でも、自分が外務省の人でなくても、海外の人と接した時や、日本のことを聞かれたとき、自分は日本の代表なのだと思ったという話がすごく記憶に残りました。
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