高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
京都府 私立福知山成美高等学校
講演テーマ「持続可能な開発目標(SDGs)」
令和2年11月9日


令和2年10月2日、外務省と京都府私立福知山成美高等学校の間において外務省国際協力局地球規模課題総括課の森田篤士課長補佐を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- SDGsの取組で問題を解決するという抽象的な目標を達成するために、まず身近なところから考えるという目標までの順序が理解できて、より取り組みやすくなるイメージを持てました。
- 私たちと同じ高校生たちが、自分から進んでプラスチックを回収したりする取組を地域でされていることを知りました。高校生の私たちでもできることはたくさんあるとわかったので、自分たちから大人に呼びかけて地域全体で取り組むことが大切だと思いました。
- 外務省を含めて、中央官庁にはあまりなじみがなかったのですが、今回の講演で少し身近に感じることができました。特に、ニュースで取り上げられるような外交活動だけではなく、私たちに身近な国際交流でも外務省の活動があるということに驚きました。
- 外務省に入るには英語以外にも他の言語が話せないといけないと思っていたのですが、入ってからしっかり語学の勉強ができると聞いて、外務省に少し興味がわきました。どんなに難しい言語でもその言語を習得したいという気持ちがあればできるということがわかったので、自分もまずは英語を学ぶことを頑張ろうと思いました。
- 「世界に目を向け、自分で行動する力が大切。」という言葉が、印象に残りました。日本にいると安全で健康的な生活が当たり前とされ、世界の問題に気づきにくいと思うので、意識的に世界のニュースに注目したいです。
- 私たちに何かできることはないか、という話の時、「自分の地域のことを知っておく」という話になるほどと思いました。外国人とコミュニケーションをするときにも役立つし、環境についても目を向けることができるので、自分もしっかりと調べておこうと思います。
- 将来、仕事に就く上で、「気になったことを調べて、自分の意見を持つこと、幅広くいろんな意見を聞くこと」は、どんな職種についても必要なことだと感じました。特に自分の意見を持つという点では、SDGsに関することなどでも現状を知るだけでなく、意見や考えを持つことで理解も深まり、行動に移しやすいと思いました。
- 日本に住んでいる今は、「外国人に対する差別」や「外国人の人権を守る」などといった話題をどこか他人事として見ていました。けれども、私たちが留学等で海外に行くと、日本人は「外国人」で先に挙げた話題の人として含まれることに改めて気づかされました。