高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
兵庫県立長田高等学校
講演テーマ:「世界の中の日本 外務省の仕事」
平成31年1月16日


平成30年12月19日,兵庫県立長田高等学校にて外務省総合外交政策局国連企画調整課の衞藤美彩子主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 私は医療関係職を目指していて,国際的に働くことはないだろうと思っていましたが,今,発展途上国と先進国で受けられる医療の質は格段に違うので,国内での医療への貢献だけでなく,WHOなどグローバルに活動できる人間になりたいと思いました。
- 世界中の人と会話をしたり,やり取りをする中で,教養が大事だという話も心に残りました。今,授業で大学入試に必要ない科目がありますが,それも教養として,入試で必要な科目と同じくらい大切なのかもしれないと思いました。
- 外交官になっている方々は,幅広い知識と経験を知恵にして,国際社会における日本の立ち位置を考えて動いてくれているのだなと思いました。そして,私たちは一人一人が日本の立場について考えていく必要があり,世界に通用する日本にならないといけないと思いました。
- 僕は国際協力に興味があって,大学も国際学や外国語学部も視野に入れています。どこかの国の問題であっても,テロや感染病など他の国に影響を大きく与えることが多く,国際協力が大事になるのだなと思いました。
- あらゆる国々が同じ思想をもつのではなくて,互いに歩みよる姿勢で会議をしたり,条約を締結したりするということを知り,私が今まで思っていた多国間での関係とは違っていたので,そういう考えを知ることができて良かったし,新鮮でした。
- 話を聞いて,外国と交渉するためには伝えたいことを的確に伝えることのできる言語能力が一番必要なものと分かり,だからこそ交渉を成立に導くことができるのだなと納得しました。外交官の方々のように,将来外国の人たちとコミュニケーションをとる機会も増してくると思うので,より一層英語の勉強に精進しようと決意しました。
- SDGsの一歩踏み込んだ内容について聞くことができ,国際社会全体での相互協力が,現在の環境若しくは安全を維持するために重要な事柄の一つであるということを,再認識することができました。
- 僕は,将来,人類の役に立つことができ,自分を磨ける仕事に憧れをもっています。そのためにも教養を身に付け,学力のほか,体力や根気など社会に出たときに役立つ能力も習得しておく必要があると感じました。
- 未知の世界である外務省について知ることができて良かったです。外務省のことだけでなく,関わりのある国際社会の中での日本の立ち位置を知って,これからどのような生き方をすればよいのだろうかと考えさせられました。