高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
群馬県立前橋女子高等学校
講演テーマ:「外務省高校講座」
平成30年10月3日

平成30年9月7日,群馬県立前橋女子高等学校にて外務省大臣官房広報文化外交戦略課の小金修主査を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 首脳会談において,首相同士だけでなく,外交官の方々が裏方として支えていることを知り,これからもっとニュースで興味を持とうと思いました。
- 心に残ったのは,講師が外務省の仕事は「人間力が試される仕事だ」とおっしゃっていたことで,海外で活躍するような人や,そういった仕事をするには,やはり懐の深さが必要なのだと感じました。
- 外務省に対する今までのイメージというと,いつも外国と難しい交渉をしているということしか考えられませんでしたが,日本の良い国民性や文化を世界に発信する役割も担っていることを知り,少し身近に感じられました。
- 「外務省=外交しているだけ」という単純なイメージでしたが,実際にロシアとの外交を例に,細かい国際関係や金銭面,具体的な交流のしかたを知ることができました。それはまた,ほかの省庁や民間の企業とも連携して動いていることにも驚きました。
- 外務省について,日本に良いイメージを持たせるための広報,留学生関係についてなど,意外と自分の身近な部分に関係していることも多いと思いました。外国との関わりの中で日本の存在をアピールし,その善し悪しを左右する大事な役割を担っていると感じました。
- 「環境が人を育てる」というのは,私も中学生のときにオーストラリアに行って,英語の力が高まったと思うので,本当にその通りだと思いました。
- その国の言語だけでなく,文化や習慣を学ぶことで交渉しやすくなると聞いて,与えられたものを最低限こなすのではなく,より深くより詳しく学んでいくことで,できることも増えていくのだと感じました。
- 英語が得意でない+グローバルな仕事に関しての興味が薄い高校生にとっても,「就職すること」,「仕事とは」など広い観点からの説明をいただき,参考になる考え方や経験について知ることができました。