外交講座

平成28年8月15日
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 平成28年7月13日(水曜日),南山大学に大塚建吾 国際法局経済条約課条約交渉官(前経済局政策課企画官)を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:G7伊勢志摩サミットについて

講演内容:

  • G7の歴史
  • G20など他のフォーラムと比較したG7の特色
  • G7サミットの準備プロセス
  • 伊勢志摩サミットの成果 など

参加学生からの質問:

  • 外交文書というのはどうしてわかりにくい文章なのか。
  • G7の相対的な力が落ちる中で,中国を始めとする新興国とどのように協力していくのか。
  • 法的拘束力のないサミットの首脳宣言は,実際の政策にどの程度影響力を有するのか。
  • 来年のイタリアでのサミットで日本が重視する議題は何か。

参加学生の感想:

  • サミットの表面的な部分だけを見てしまいがちな中,実際にシェルパ班の一員として活動されてこられた方から,サミットの内側やその意義についてのお話を聞くことでサミットに対する見方,その意義について認識を改めることができた。
  • サミットのことについてはかなり関心があったので,今回のように外交講座をどんどんやってくれると嬉しい。世界のことが分かるし,視野が広がる。
  • ニュースや新聞では詳しく説明してもらえないことや,サミットの裏側のことを知ることができた。
  • G7は表面的に拘束力を持たないが,十分各国に強みを持つことができる枠組みである,プレッシャーを持ちうるという論点は興味深かった。
  • 国際関係学を学んでいる中で,最近の生きたお話を聞けてとても良かった。日本が外交をどう考えているのか,もっと知りたいと思った。
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