小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立文京学院大学女子高等学校の皆さん
平成27年8月26日

平成27年(2015年)8月20日(木曜日),外務省に東京都私立文京学院大学女子高等学校の皆さん(1年生17名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- なぜ外務省で働こうと思ったのか?
- 外務省で働いていて,辛かったことや良かったことは?
- 外務省で働くために何か資格はいるのか?
- 海外赴任中に一番文化の違いを感じたことは?
- 海外の人にあげる日本のお土産で,何が一番喜ばれるのか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 記者会見台にあった顔写りが良くなる銀板。今までテレビとかで見ても気がつかなかったので驚いた。
- 日本らしい景色。中庭に竹があって驚いた。
- 鳩・少女・少年の金色の像(顕彰の像)。
- 外務省で働く女性のために休憩室があること。
- 部屋の多さ。
- 堅いイメージがあったが,働いている人を実際に見て,とても明るく元気な人が働いているのだとイメージが変わった。
- (イ)省員の話・様子
- 育児休暇があること。女性がとても働きやすい職場だということ。
- 高卒で働けること。とても興味を持った。
- 海外に行って勉強しないといけないこと。
- 働いている職員が約5,800人ということ。
- 外国との交流や勉強について。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 色々なことを教えてくれて,ありがとうございました。外交官に少し興味を持ちました。
- 一つ一つの質問に丁寧に答えてくれたり,実際に記者会見の部屋にも入れてもらえて,今までより身近に感じることができた。
- 入る際は警備の人がたくさんいて,みんな真面目な人ばかりかと思ったけれど,話を聞くと優しくてとても良い人達だった。外務省の見学ができて,とても良い経験になりました。忙しい中,私たち文京生に様々なことを教えて頂き,本当にありがとうございました。
- 案内と大事なお話を聞いて「おーー」と思った。これからの人生の参考になりました。
- 外務省の事はまったく知らなかったけれど,今日の訪問のおかげで興味を持つことができました。
- ドラマやテレビなどのイメージや自分のイメージで,重く暗いような感じがあったけれど,今日のお二人の話を聞いて,女性にとってもとても良い職場なのだと知ることができ,その感じ(イメージ)はガラリと変わった。これからも頑張ってください。