小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立愛知淑徳中学校・高等学校の皆さん
平成27年8月20日

平成27年(2015年)8月7日(金曜日),外務省に愛知県私立愛知淑徳中学校・高等学校の皆さん(中学3年生・高校1年生16名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(名古屋市出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 海外で差別を受けた経験はありますか?
- 外務省に入って一番良かったことはなんですか?
- どのくらいの時間働いているのですか?
- 外務省に入って見方が変わったことはありますか?
- 歴代の外務大臣でNo.1は誰ですか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 省員が執務に専念できるよう,医者が常駐していること。
- 「外務省」には堅いイメージがあり,男社会だと思っていたが,女性が休めるスペースがあるなど女性への支援がしっかりしていて,女性が働きやすい職場であること。
- 記者会見室の秘密について知ることができたこと。
- (イ)省員の話・様子
- 外務省に入るとゼロから外国語を勉強すること。
- お話してくださった省員が地元の方であったこと。
- 堅い仕事だけではなく,文化イベントなどにも関わることができること。
- 自分が思っていた以上に,仕事内容が大変そうだった。
- 外務省が行っている仕事が身近に感じた。
- いろんな人とふれあう機会があるということ。
- 幅広い活動によって,日本の政治は安全が守られていることが分かった。
- 実際に仕事で行っていることを写真付きで見ることができて,良かった。
- 外交官はすごく一生懸命,夜遅くまで行っている仕事であることが分かり,印象が変わった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- つらいことが多いと聞いたが,仕事はとても充実しているように感じて,良いお仕事であるなと思った。
- 外務省でなにをしているか,どんな仕事をしている人がいるのかなど,今まで聞いたことがなかったので,訪問をきっかけに興味を持つようになった。
- 身近な方(地元出身の方)が外務省で働いていると知り,可能性を感じた。
- クイズも面白く,話が聞けて良かった。
- たくさんの省員の方が外国で働いていることを知って,スゴいと思った。
- とても良い機会をありがとうございました。これから勉強頑張ります。
- 今日の説明がとても分かりやすかったです。ありがとうございました。外交について興味が湧きました。