小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立高田高等学校の皆さん
平成27年8月11日

平成27年(2015年)8月3日(月曜日),外務省に三重県私立高田高等学校の皆さん(1年生14名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「国際会議室」見学
国際会議室において,同時通訳ブースなどの設備について説明しました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました後,質疑応答(Q&A)を行いました。 - (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- フランス語の難易度について
- アルジェリアやシリアの邦人人質事件の際の対応について
- 英語以外の語学の必要性について
- (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- テレビでしか見たことがない会見台が間近で見られたこと。
- 伊勢志摩サミットの部屋があったこと。
- テレビで見たことがある風景を見たり,触ったりできたこと
- (イ)省員の話・様子
- 外国との関係をよくするために様々なことをしていると分かった。
- 英語以外の言葉を話せる人が多くいること。
- 大臣が来るときや有事の際には徹夜をよくしていること。
- 自分の通っている高校の卒業生が3名もいたこと。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- さりげなく外国語で外国の人々と話している外務省の人々が格好良いと思った。
- とても興味が持てる研修内容で,今後の自分の夢なども含めて勉強することの重要性も学ぶことができて,有意義な時間を過ごせて楽しかった。
- 来るまでは緊張していたが,職員の楽しい話やためになる話を聞くことができ,外務省に研修に来てとても良かった。
- 外交官という職はやりがいと充実が感じられる仕事だと感じた。(引率教員)
- 生徒にとってとても刺激的なお話をしていただいた。(引率教員)