小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
愛知県扶桑町立扶桑北中学校の皆さん
平成27年6月19日
平成27年(2015年)6月17日(水曜日),外務省に愛知県扶桑町立扶桑北中学校の皆さん(中学3年生4名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。その後,同時通訳ブースを案内しました。- (ア)外務省員より,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 他国との対立した関係を改善するには,どうすれば良いと思うか?
- 日本は世界全体に対して,これからどのように振る舞っていくべきか?また,日本を平和にしていくために気をつけることは何か?
- 最近ISによる暴挙が目立ってきているが,日本にも被害が及ぶことはあるか?
- 外交官は何カ国語話せるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- とても美しい庭園に驚いた。上階の窓から見える国会議事堂の景色が,とてもきれいだった。
- 平和を表す像があって,外務省の人達が命をかけて,自分たちのために一生懸命働いていることが分かった。
- 「女性のための休息室」という女性に優しい施設があったり,働いている人達が,警備員さん達も含めて明るくて,常に外国との関係を気にしているのだなというところが印象深かった。
- (イ)省員の話・様子
- ロシア,韓国,中国の人達が,意外にも日本人のことが好きで,嫌いではないということ。
- 日本と外国との関係について。
- 様々な方面で,職務を遂行していること。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 今日はとても楽しかった。自分の知らないことがたくさんあるのだと分かった。また機会があれば,もっと世界の事を知りたいと思う。
- とても話が分かりやすくて,面白かった。「外務省」と聞くととても堅いイメージがあったが,女性に優しかったりと,とても良い所だと思った。
- とても詳しく話して頂き,ありがとうございました。たくさんの質問に,面と向かってしっかり話してくれたおかげで,とても自分の考えが深まり,広がりました。