高校講座
令和元年度(2019年度)高校講座実施報告
埼玉県立南稜高等学校
講演テーマ:「外務省の仕事」
令和元年9月17日


令和元年7月17日,埼玉県立南稜高等学校にて外務省国際協力局国際保健政策室の小高京子課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 他の国を助けていれば,いざというときに日本を助けてくれる国がある。そのような助け合いができているのは心強いと思いました。外務省に対して漠然としたイメージしかなかったが,この話を聞いた後は,国のために働いているすごい仕事ということを知ることができました。
- G20が大阪で行われる際,ホスト国としての準備が大変なことが分かりました。2年前から話し合うことについて考えたり,各国の首相や大統領が来るので,護衛や車のルート,宿泊場所の確認などの仕事があるので大変だけど,やり切った後は,すごい達成感があるとも思いました。
- この講演を機に,インターネットやパンフレットなどで,外務省のことをいろいろ調べてみたいと思います。外国語を学んで話せるようになるということは,将来とても役に立つと思うので,今の学校生活を大切にし,できるだけ英語に自信が持てるようになるよう,頑張りたいと思いました。
- ODAとはどのようなものなのか,日本がODAによって外国の国々に与えた影響,かつてODAがさかんであった日本の現状など,学校の授業では知り得ないことまで話を聞き,ODAというものに強い興味が生まれました。
- 日本がどのくらい発展途上国へ貢献しているのか,それがどのように役に立っているのかという話が印象に残りました。受けた恩はきちんと返すという姿勢が,日本は安心して頼れる国だと外国から思われるもとになっているのだなと感じました。
- 日本が戦後にODAに助けられ,今のような先進国になったことを聞いて驚いたし,世界の国々や人々は,長い間助け合いしながら生きてきたのだと思いました。日本のために日本の代表として活動してくれている人がいるのだと思うと,もっとその人達のことを知って感謝して,自分たちが日本や世界の問題への意識を変えていかないといけないと思いました。
- 外務省にこんなにたくさんの種類の仕事があることも,途上国の発展に携わっていることやG20などの会議の運営のことなども知ることができました。私は,英語の勉強とか世界の国々のことを知るのが好きなので,これからもたくさん勉強して,それを自分の武器にして,将来仕事ができたらいいなと思いました。
- 一番驚いたことは,サミットなどの開催国になったときに,各国の大統領のホテルなどを確保することも全て,外務省が行っているということです。会議の内容や日本の良さを伝えるためのスピーチなど,長い時間をかけて作っていることが分かりました。これからは,ニュースなどもただ聞くだけではなく,自分なりに考えながら聞いてみようと思いました。