外交講座
令和元年度(2019年度)外交講座
甲南大学
令和元年8月2日
令和元年6月20日(木曜日),甲南大学に垣内翔太経済局経済連携課主査を派遣し,外交講座を行いました。
テーマ:我が国のEPA/FTA戦略
講演内容:
- 外務省入省を目指したきっかけ
- 外務省の任務
- 経済外交(EPA/FTA戦略)
参加学生からの質問:
- 外務省全体の任務について
- 経済外交について
参加学生の感想:
- 日本の外交政策がいかに戦略的に行われているか,今まで知らなかったことや,調べても出てこないような生のお話を聞けたことはすごくよかった。また,外交が進まない国や歴史背景など,一つのEPAを結ぶのにたくさんの努力がされていることが分かった。
- 認識が深まった。協定を結ぶ際,国と国との信頼関係が大きく関わっており,それには歴史的背景が大きく影響していることは知らなかった。日本がどのような戦略で世界に出ているのかを知ることは,とても興味深かった。
- 外交政策と聞くと自分には関係なく,国が行っていることで他人事だと思っていたが,講演を聞き,その外交により日本の経済に影響を与えているということが分かった。
- 外務省の仕事は,ひとくくりで「外交」としかこれまで認識していなかった。しかし,本講義では具体的にどのような戦略で,どのような利益のために日本の外務省が各国と交渉を行ったり,政策を取ったりするのかを理解できた。
- 実際に外交に携わっている方からのお話は,ニュースなどと比べても非常に分かりやすく,説得力のあるものであったことに加えて,非常に専門的で興味深かった。
- 実際に仕事をされている人が講座を行うことで,現場の声が聞けてよかった。
- 外務省の仕事はどうしても敷居が高いと考えてしまうため,自分自身が外務省職員になることは考えられないが,仕事として興味を持った。
- この講座を通して,もっと外交政策について勉強したいと思ったので,外務省の方が講座を行うことは,とても意味があると思う。