外交講座

令和元年7月26日
(写真1)外交講座の様子(一橋大学)

 令和元年5月17日(金曜日),一橋大学に伊与田充彦欧州局政策課課長補佐を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:EU(欧州連合)および外務省の仕事

講演内容:

  • EU概要
  • EUの直面する諸課題(経済情勢,移民・難民問題,対米関係等)

参加学生からの質問:

  • 欧州の統合モデルは,アフリカやアジアでも適用できると考えるか。
  • 経済,安保外交,司法の3本柱に分かれていた統合がEUに一本化された背景は。
  • EUはどこまで拡大すると考えるか。トルコ,アフリカ,ロシアに拡大するか。
  • 英国に続いて,EUからの離脱ドミノが生じると考えるか。
  • ローマ教皇の影響力いかん。
  • 大学時代にやっておけばよかったこと。
  • 外務省に入った理由。どういった準備をしたのか。
  • 外国人と仕事をしていて衝撃を受けたこと。

参加学生の感想:

  • 深く知っていたわけではないEUだったが,その特徴がよく分かった。特にブレグジット等で話題になっている今,EUの内包する諸問題を知ることが非常に勉強になった。
  • EU内の機構について,国の機関に例えながら説明してくださり分かりやすかった。EUの仕組み,諸問題について基礎的な知識から教えていただき助かった。
  • ニュースなどを見るだけでは知ることができない事情を実際に見て考えることに興味を持った。
  • 分かりやすく,実際に外交の仕事をされている方ならではの視点を知ることができる場として,とても意味があると思う。
  • 外務省の職員が学生の気になることに答えてくれるのは,入学したばかりの学生にとって重要なことだと思う。
  • 外務省で働いている視点から見た世界はどうなっているのか知ることができるのが,とても良いと思う。
  • 実際に外交に携わる人からお話を聞けるのは非常に貴重な機会だと思う。
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