高校講座

宮崎県立高鍋高等学校

講演テーマ「外交という仕事」

令和3年3月11日
(写真1)オンライン(リモート)講座
(写真2)オンライン(リモート)講座

 令和3年1月19日、外務省と宮崎県立高鍋高等学校の間において在モントリオール日本国総領事館の牧薗舞副領事を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。

参加者からの感想(抜粋):

  • 講師が青年海外協力隊に所属していた時、モロッコで日本語を教えていたという話や、ブルンジ共和国に1,000万円で学校を建設したり水道を引いたりしたなどという話に興味を惹かれました。私自身、国際機関などに興味を持っているため、「世界は身近なもの」で、「国際社会の一員である」という言葉を忘れずに意識して過ごしていきたいです。
  • 最近、テレビのコマーシャルなどで「SDGs」や「医療に国境があってはいけない」という言葉をよく耳にします。世界中の人々が平等に日々の生活を送れるよう、私も小さなことから行動していきたいです。
  • 講師の話を聞いて、私も海外で経験を積んでみたいと思いました。そのためには語学力を高める必要があるので、英語だけでなく、フランス語、ドイツ語、中国語など、ほかの言語にも触れ習得していきたいです。
  • 外交官という職業は、日本と海外の交流を円滑にするためのものだと思っていましたが、それだけではなく、政治や経済について情報収集や分析をしたり、国際協力をしたりと、非常に幅広く活動していることがわかりました。
  • 特に印象に残ったのは、新型コロナウイルスの下での邦人保護です。在ルワンダ日本大使館が、新型コロナウイルスで空港が閉鎖される際、現地や隣国に住む帰国希望の日本人のために特別便を手配したと聞いて、そういったことも外務省の仕事なのだと知り、とても驚きました。
  • 外交官として大切なのは、語学だけでなく、自国と外国の文化の相違点をしっかりと理解したうえで、相手とコミュニケーションをとり信頼関係を築くことや、世界の流れをつかみよく把握しておくことなのだと知ることができました。
  • 現地の人々の希望を聞き、一番必要とされるものを考え作る「開発協力」は、とても大変で難しい仕事だと感じましたが、講師の話を通して、現地の人々と関係を深めること、仕事を終えた後の達成感など、やりがいのある仕事だと思いました。
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