外交講座

令和3年1月26日

 2020年12月18日(金曜日)、熊本大学の学生を対象とする、「国際社会における法の支配」をテーマとしたオンライン外交講座が開催されました。

(写真1)熊本大学
(写真2)リモートの様子

テーマ:国際社会における法の支配(外務省の仕事)

講演内容:

  • 法の支配や国際法の基本的事項や歴史から、実際の外交の場における国際法の活用に至るまで、岡部桂享外務省国際法局国際法課主査が、国連憲章、核兵器不拡散条約、パリ協定などの具体的事例を挙げて解説しました。また、外務省や国際機関に勤務する意義、自身の職務経験などについても説明しました。オンライン開催でありながら、講義中も双方向のコミュニケーションがなされ、質疑応答では質の高い質問が多く、教員・学生共に熱心な様子でした。

参加学生の感想:

  • これまでは、外交政策はニュースを通じて知る話という認識でしたが、本講座を通じて、外交政策を実施する上では、まさに国際法の講義で習ってきたような理念が前提とされることを知り、日々の学習との関連性を感じました。
  • 大学の授業を受けているだけでは知り得ない、実際に働いている人の話を聴く有意義な時間でした。
  • (外務省の仕事について、)アフリカに赴いて支援をしたり、核問題や気候変動について世界各国と協議していくなど様々なことをしていることがわかりました。
外交講座へ戻る