高校講座
令和2年度(2020年度)高校講座実施報告
長野県飯田風越高等学校
講演テーマ「外務省の仕事について」
令和3年1月4日

令和2年10月22日、外務省と長野県飯田風越高等学校(県立)の間において外務省中南米局中米カリブ課の大泉美音主査を講師とするオンライン(リモート)高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外国の人たちと交流する中で、言葉だけでなく、その国の文化や習慣を学んでおくことが重要だという話が、とても印象に残りました。相手に合わせた伝え方をすること、相手の話をよく聞くことで、他国の人と心を通じ合わせることができるのだと感じました。
- 国と国、人と人とのつながりは、スポーツはもちろん、災害対策や異文化交流だったりと、多種多様であり、また外国に直接行くことができなくても、自分で文化を調べたり、勉強するだけでも、関わりを持てると感じました。
- 国際的な業務に就くにあたって、日常でも大切な「相手の話を聞く能力」、「適応力と柔軟性」、「語学力・伝えようとする意志」が必要なのだということを改めて理解しました。
- 外務省と聞くと、私たち地方の高校生とはかけ離れた仕事で身近に感じることが少なかったのですが、政治的な外交のみならず、外国の環境問題や文化振興など多岐に渡って、その現地の人々との触れあいを大切にしていることがわかりました。
- 海外に目を向けた時に、日本のインフラや治安の良さに気付かされました。海外へ行き、様々な支援を実施し、緊密に連携して日本への関心を高め、理解と信頼、親近感を深めていくことは、国境を越えた活動や世界の人々との交流を円滑に進める上で、必要不可欠なのだと感じました。
- 外務省の仕事は、日本と外国をつなぐだけなのかと思っていたが、その国の課題解決のためにプロジェクトを行ったり、その国の人々に日本のことを伝えたり、たくさんの仕事をしていることを学べました。日本のことを外国の人に知ってもらい、日本に行きたいと思ってもらえることが、この仕事のやりがいだ、というのがすてきだと思いました。
- 講師がホンジュラスで担当した、上水道の整備、日本の技術を使った地滑り対策を行った話を聞き、日本の技術を広めて、また他国の文化を受け入れることが大事だと思いました。また、そういう機関で働くために取るべき資格も聞いたので、もっと英語を勉強することはもちろん、日本の文化や世界の文化もしっかりと勉強していきたいです。
- 私はスペイン語にすごく興味があり、昨年から勉強をしていて、来年からアルゼンチンへ1年間留学をするはずでしたが、コロナの影響でプログラムが中止になってしまいました。目標としていたものがなくなり、スペイン語の勉強に力が入りませんでしたが、講師の話を聞き、次の機会が来るまで勉強を頑張ろうと思いました。