外交講座
平成30年度(2018年度)外交講座
南山大学
平成31年3月4日

平成31年1月16日(水曜日),南山大学に伊与田充彦欧州局政策課課長補佐を派遣し,外交講座を行いました。
テーマ:EU(欧州連合)
講演内容:
- 実務担当者としてEUをどのように認識しているか
参加学生からの質問:
- EU職員は,EUの利益と自国利益のどちらを優先していると感じるか
- 二重国籍だが,外交官や国際機関職員になるにあたって問題があるか
- 外務省に入るに当たり,大学院に進むことが有利になるか。
- 外務省に入るにはどういった勉強をすべきか
- 外交の場で交流する際に使うのはやはり英語なのか
参加学生の感想:
- 英国のEU離脱後,EUについてのニュースをよく見るようになったが,今日の講義でとてもたくさんのことを知ることができた。
- 外交政策は非常に複雑であることが分かり,今まで表面的な理解であったものが深まり,新たな認識もできた。
- EUがどのような組織なのか,なぜ英国はEU離脱を選択したのかなどについて,今までよりも知識が深まった。また,EU内の移民・難民問題は興味深い問題であると感じた。
- EUの役割,現在の問題点などを詳しく解説いただいたことで,もやもやしていた欧州の社会情勢がはっきりと理解できた。
- EUとの関係を日本が重視している理由が少し分かった。
- あまりEUについて詳しくないので不安だったが,とても分かりやすい説明で,よく理解できた。
- EUについて基礎的な知識すらなかったので,認識が深まった。
- 今までは,「外務省」,「外交官」という言葉は耳にしたことがあったが,実際の仕事内容や国際機関について知る機会がなかったので,今回話を聞くことができてよかった。