外務省セミナー「学生と語る」
平成30年度外務省セミナー「学生と語る」
開催報告
平成31年2月18日
平成31年2月7日(木曜日),外務省において平成30年度外務省セミナー「学生と語る」を開催しました。
冒頭挨拶
鈴木 憲和 外務大臣政務官
基調講演
テーマ:激動する国際情勢と日本外交
講師:川埜 周 総合外交政策局政策企画室 室長
参加者の感想
- 日本を取り巻く諸外国の動きを俯瞰して見ることができた。今年は日本国内で大きなイベントが目白押しで,そういう時に外務省員として携われないのは残念だが,近い将来,省員として国益をかけた外交に従事できる人になりたいと改めて強く感じた。
- 国際情勢について,最前線の方に直接解説していただける機会はほとんどないので,こういう機会が用意されていて,非常にうれしかった。
外務省の若手省員による体験談
講師:川口 耕一朗 大臣官房人事課 課長補佐
参加者の感想
- 省員の方に“なぜ外務省を志したのか”について話していただいた事は,自身のキャリアを考える上で非常に勉強となった。
- 様々な切り口という言葉が特に印象的でした。外交について政府で決めたことを外交官が担うという構図だと考えていたのですが,外交官の1人1人が一生懸命,色々な考えをもって働いていることはすごいと感じた。
分科会
基調講演終了後,三つの分科会では,外務省員によるプレゼンテーション,質疑応答・参加者との意見交換,参加学生達自身による分科会の成果報告に向けた活発な議論が行われました。
テーマ:日米関係
講師:長野 俊介 北米局北米第一課 課長補佐
参加者の感想
- 日米同盟について,考える材料や考え方の枠組みを増やすことができた。分科会が決まってから勉強したことを,より深められた。
テーマ:TICAD
講師:佐藤 信正 アフリカ部アフリカ第一課長補佐
参加者の感想
- 白熱した議論が楽しかった!有意義だった。
テーマ:G20サミット
講師:根本 和幸 経済局政策課 課長補佐
参加者の感想
- G20というサミットが,どのような役割を果たしていて,どのような点を注意して議論を進めているのかについて,深く知ることができた。
報告会
今回初めての試みとして,各分科会のリーダー役の学生達の報告と,鈴木外務大臣政務官からの講評が行われました。
参加者の感想
- 同じ学生として,まとめる能力や堂々とした発表に刺激を受けた。
- 何を話し合ったのか,発表し合う時間をもてたのは,お互いの成果・自分達の成果を確認できる良い機会だった。
- TICADについて全く知らなかったが,「中身のある支援」という切り口が日本外交らしく,日本の果たす外交的役割の一例を知ることができたと感じた。
懇談会
報告会終了後は,参加者同士に加え,鈴木外務大臣政務官,基調講演者や分科会講師等を含む外務省関係者も交えた懇談会が賑やかに行われました。
参加者の感想
- 職員の方と実際に話せるのはとても良い体験だった。一番心に響いた。
- 外交に従事する職員や政務官に直接お話や疑問を投げかけるとても貴重な機会になった。外交官一人一人の考え方や政治家としての外交上の責任等,自分の知見を広めることができた。