外交講座
平成30年度(2018年度)外交講座
愛知学院大学
平成31年1月18日

平成30年11月8日(木曜日),愛知学院大学に中嶋大輔経済局経済連携課交渉官を派遣し,外交講座を行いました。
テーマ:日本のFTA/EPA政策 TPP等の交渉実務の観点から
講演内容:
- FTAとWTOの関係
- 生産者の利益と消費者の利益
- 国家の利益と企業の利益
- 国際交渉と国内調整
- 経済と外交
- 外務本省と在外公館
- 国際社会で生きるということ
参加学生からの質問:
- TPP11とTPP12ではどのような項目が異なるのか。
- (米国が離脱後の)TPP11を主導したのはどの国か。
- トランプ政権は,TPPやパリ協定からの離脱を行ったが,日本も離脱することを検討していないのか。
- 日EU・EPAで関税が引き下げられた品目。
- 国際社会で生きていこうということを考えた場合,どのようスキルを身につければ良いか。
参加学生の感想:
- TPPなどについて,テレビなどで取り上げられており,名前となんとなくの知識はあったが詳しく知らなかったので,詳しくお話をしていただいて知識が深まった。
- 日本が現状どのような方針で外交を行い,どういった方法で外交を行っているのかがよく分かる講演だった。
- 各国の事情と,国と国の条約が密に関連していることを身をもって感じることができた。
- 外務省がどんな仕事をしているか知れて,興味が湧いた。
- 実際に実務につかれた方の話を聞くことによって,その分野の理解や興味が深まった。
- 外務省などの省庁は固いイメージがあるので,そのようなイメージの改善にも役立つものだと感じた。