高校講座
平成30年度(2018年度)高校講座 実施報告
熊本県立球磨中央高等学校/球磨商業高等学校
講演テーマ:「グローカル人材」と持続可能な開発目標(SDGs)
平成30年12月11日


平成30年11月5日,熊本県立球磨中央高等学校/球磨商業高等学校にて外務省総合外交政策局国際機関人事センターの本田誠室長を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 今日の講話のおかげで,外務省がどんな仕事をしているのか分かりました。「日本の人々の真心を,日本の人々の代わりに最大の努力で届ける」ということで,私たちの代わりに,裕福に暮らすことが出きていないタンザニアなどに施設や道路を作っているのだと分かりました。
- 印象深いと感じたのは,“自分の知識を周りの人のために使える人に,分けられる人に”ということです。何らかの知識をアウトプットできる人間になれるように,学ばせていただいたことを生かしていけるように努力したいと思います。
- 私たちが知らないところで,いろいろな人たちが国のために働いていると考えるとすごいなと思いました。その他にも,講師が電気のない村に太陽光のソーラーで電気をつけたときの写真を見ると,とてもうれしそうな子どもたちの顔が見られて,私も将来,人の役に立てるような仕事をしたいなと感じました。
- 私は,中学生のころから難民の支援ボランティアに興味を持っていたので,今日はそれにより近い存在の職業の方に話が聞けて,とても貴重な体験になりました。国際協力として人々を助ける存在の方々は,とても素敵で憧れました。
- 水道設備が整っていなかったり,電気が通っていない国もあり,その国で支援を行っている人たちがいるということを知り,私たちの知らないところで支援活動が行われているということを常に知っておく必要があると思いました。世界の現状を知ることで,自分がすべきこととできることをやっていこうと強く思いました。
- ユニセフの活動の中で,2017年の15歳未満の死亡者が630万人もいて,5秒に1人がなくなっているということを知り,また,そのほとんどが予防可能で助けられるはずだった命と知り,とても悲しくなりました。私は,少しでも貧しい子どもたちのためにできることがあれば,積極的に参加していきたいですし,まだ知らないことをインターネットなどで調べて知っていきたいです。
- 世界に貧困な国があるとは知っていたけど,どんな生活をしているかなどは知らなかったので,とてもいい機会になりました。遠い国だとは思わず,同じ地球上の問題として考えることが,大切だと感じました。