外交講座

平成30年9月13日
(写真)武蔵野大学の講演の様子

 平成30年7月17日(火曜日),武蔵野大学に堀田亨国際法局海洋法室長を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:海洋法

講演内容:

  • 外交における国際法の役割と国際法局の業務の概要
  • 日本にとっての海洋法の重要性
  • 国連海洋法条約の主要テーマ
  • 外務省の仕事全般

参加学生からの質問:

  • 近年日本周辺で生じた海洋法関連事案(尖閣近辺等)における日本政府の対応と海洋法の関係。
  • 特定海峡に関する政府の考え方。
  • 沖ノ鳥島の法的地位。
  • 国際法におけるルールメイキングは国内法の立案と何が違うのか。
  • 外務大臣のスタイルが日々の外交業務にどう反映されるのか。

参加学生の感想:

  • 国際法を習う上で必要なワードなど,詳しく具体的に知ることができてよかった。
  • 日本の水域についての制度や他国との関係を学び,どのように日本の安全を守っているのかということを知ることができた。
  • 国連海洋法条約には強制力はないが,裁判から逃れようとすることを防ぐ機能があると分かった。
  • 実際に外務省の方に会わないと聞けないようなことが知れてよかった。
  • 実務の方が講座を行うことによって,教科書には書いていないことも聞けておもしろかった。
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