小中高生の外務省訪問
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
東京学芸大学附属小金井小学校の皆さん
平成27年3月19日

平成27年(2015年)3月13日(金曜日),外務省に東京都東京学芸大学附属小金井小学校の皆さん(6年生22名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 今一番優先すべき外交課題は何か?
- 外務省に入ろうと思ったのはなぜか?
- 外務省に入って一番大変だったことは?また一番楽しかった仕事は?
- HPで北朝鮮を国家として認めていないとあったが,「国家」の定義とは?
- 外務省が扱っている中で,私達に一番身近な問題は何か?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 思ったより堅い雰囲気はなく,普通の職場らしくて庶民的だった。
- (イ)記者会見室
- 記者会見室に設置されているケーブルが,各TV局まで繋がっていること。
- 会見台の上げ下げが可能なこと。
- 思ったよりも小さかった。
- (ウ)国際会議室
- 椅子に「賛成」「反対」ボタンがあり,これを押して意見を表明すること。
- 広くて,同時通訳ブースなど色々な設備がついていた。
- 椅子がふかふかだった。
- (エ)省員の話・様子
- 採用試験を受ける段階で,外国語がぺらぺらでなくても入省できること。
- 大使と領事の違いについて。
- 思ったより色々な仕事をしていること。個性的な人達が働いていること。
- 外交との交流だけでなく,歴史についても知ることができた。
- 外国に行って情報を聞くだけだと思っていたけれど,外国でちゃんと日本のことも伝えていること。
- ISISによる邦人拉致事件について。しっかりと外務省が動いていたことが感じられた。
- 外務省は外国との架け橋であること。外国に関するすべての問題を解決することが外務省の仕事だということ。
- 職員の4人に1人が女性で,男女の区別なく働けること。
- 語学以外で必要な能力について。自分の意見を言うことの大切さなどを教えてもらった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- あまり楽しめなさそうだと思って来たが,話を聞いているとどんどん興味を持った。とても勉強になった。
- 職員が優しかった。説明を聞いていて分かりやすかったし,面白かった。いままで海外に興味がなかったのに,海外にいきなり住んでみたくなった。
- 将来もう少し国のためになれるように,今のうちに勉強しておこうと思った。
- 世界と交流が結べるように努力していることを知って,すばらしいと思った。とても楽しかったです!
- なんだかよく分からない省だったが,とても面白かったし,自分たちのために頑張っている事が感じられた。
- 世界を見る目が変わったような気がする。今まで知らなかった外務省の情報を知ることができて良かったです。
- 職員達がとてもフレンドリーだった。質問を多くできて良かったです。