小中高生の外務省訪問
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
茨城県立並木中等教育学校の皆さん
平成27年2月24日

平成27年(2015年)2月20日(金曜日),外務省に茨城県立並木中等教育学校の皆さん(中学1年生15名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 具体的にどんな仕事をしているのか?
- 省員の数は?
- タイの国民性について
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)陸奥宗光像
- 吉田茂と陸奥宗光の意外な関わり。2代目の銅像の話。
- (イ)記者会見室
- 毎日会見を開いていること。
- 会見台の高さが上下すること。
- 会見台にアルミを貼った発泡スチロールの板が置いてあり,顔を輝かせること。
- 意外と狭かった。
- (ウ)省員の話・様子
- 専門の言語を覚えること。
- 育児休暇制度や医療設備が整っており,女性が働きやすい職場であること。
- 外務省の中でも報道官など仕事が色々あること。
- 外務省の具体的な仕事内容や知らなかった情報を知ることができた。理解を深めることができた。
- 働いている職員の方が丁寧だった。
- 働いている人が忙しそうなので,真面目に仕事しているのだと思った。
- (ア)陸奥宗光像
- (2)感想・意見など
- かたくるしいイメージだったが,日本と世界をつなぐ重要なところだと思った。とても分かりやすく説明して下さり,ありがとうございました。
- 色々な対策や工夫をしていることを知り,印象が良くなった。普段は見られない施設を見ることができて良かった。
- 今まで知らなかったすごい一面を知ることができた。とても分かり易く,様々なことを知ることができて良かった。
- 女性が働きやすい工夫がされていて良いと思った。
- とても面白かったです。現在尖閣諸島問題について研究してますが,将来は外交官になろうと思っています。
- 税金を無駄なく効率的に使っていて,また外国人へのおもてなしがとても素晴らしいと思った。
- 他の省庁と比べて警備が手厚いのが驚きです。イスラム国などの影響でしょうか。日本のために非常時には昼夜問わず働かれる姿は格好良いです。入省します!!