小中高生の外務省訪問
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
墨田区立桜堤中学校の皆さん
平成27年2月17日

平成27年(2015年)2月13日(金曜日),外務省に東京都墨田区立桜堤中学校の皆さん(1年生12名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- イスラム国や,竹島,尖閣諸島,北方領土について。
- 英語はすべての職員がぺらぺらにしゃべれるのか?また英語以外も勉強するのか?
- ネットでロシアがアメリカを総攻撃するという噂を見たが,本当か?
- 外務省に入る際に資格は必要か?
- 専門語学を勉強するときの費用は国が全部出してくれるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 外務省の中にコンビニや本屋があったこと。
- 外務省の前の道を通る人のほとんどが外務省に入っていったこと。
- (イ)記者会見室
- 会見台に発泡スチロールの銀版を置くと顔写りが良くなること。
- 会見台にアップダウンのボタンがあり,それを押すことにより台の高さが上がり下がりすること。
- (ウ)省員の話・様子
- イスラム国のこと。
- 2年で通訳のできるレベルまで外国語をマスターしなければならないこと。
- 省員のお兄さんが詳しく教えてくれたので,分からないところが分かった。
- 私達が学校で勉強した北方領土の事とか,飛行機とかの身近なことは,全部外務省につながっていることが分かった。
- 自分達と外務省とのつながりや,仕事内容が把握できたのでとても良かった。
- 質問の際にとても分かり易く答えてくれて,ただ堅苦しいという印象が少し変わった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- とても楽しかったです。
- 色々なことをしているんだなと思った。
- 外国のことだけではなく,自分の国のことまで全部考えながらやらなくてはならない事が大変そうだと思った。
- 今度テレビで記者会見の模様が放映されていたら,後ろの世界地図を注意して見てみます。
- すごく怖い所だと思っていたけれど,そんなに怖くなかった。
- 日本と世界各国の経済格差などの情報をグラフで見てみたいと思った。
- 日々,日本のためにハードな仕事をされていることが分かり,具体的な話もたくさんうかがえたため,印象がとても良くなった。本日はお忙しい中,お時間をさいていただきありがとうございました。(引率教員)