外交講座
平成26年度(2014年度)外交講座
山口県立大学
平成27年2月17日


平成27年1月20日(火曜日),山口県立大学に髙橋政司 外務報道官・広報文化組織国際文化協力室長を派遣し,外交講座を行いました。
テーマ:世界の文化遺産への日本の貢献 世界遺産と地域振興
講演内容:
- ユネスコ
- 世界遺産登録
- 日本の文化遺産国際協力
- 世界遺産と地域振興
参加学生からの質問:
- 離島でも世界遺産登録により観光客が増加するか。
- 世界的に登録後の保全に苦労しているが,日本では保全に対する補助金はあるのか。
- 世界遺産登録するにあたり保全状況も登録の基準になるのか。
- FITは二国間関係に左右されるか。
- 鷺流狂言を海外で成功させるためには。
- 海外で日本語を教えるにあたって,どのようにしたら日本語へ興味を持ってもらえるか。
- 世界遺産に登録されることで,地元の方々は地元に対する誇りを持てると思うか。
参加学生の感想:
- ユネスコに資金を拠出しているのは知っていたが,保全の支援までしていたのは知らなかった。
- 「世界文化遺産」についての活動内容を聞くと,有形・無形というそれぞれ分かれた分野があったこと,登録されるまで,長い道のりが必要であることを知った。
- ユネスコの話をきけてとてもためになった。外国人の立場,自分とは違う文化の立場に立つことが大切だと改めて思った。
- 世界遺産に登録された,で終わりではなく,そこからいろいろなことを地域などで協力していかなければならないと感じた。
- ユネスコの登録についてだけでなく,外交と観光の関係を学べた。これからの留学に活かしていけそうだ。
- 世界遺産登録後の利点・欠点について聴くことができたのでよかった。
- 外務省の存在は認識していたが,どのようなことを行っているのか知らなかったため,今回実際に働いている方から直接お話を聴くことができ,とても良い機会であった。