小中高生の外務省訪問
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
京都市立西京高等学校附属中学校の皆さん
平成27年2月9日

平成27年(2015年)2月4日(水曜日),外務省に京都府京都市立西京高等学校附属中学校の皆さん(3年生5名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- どうして専門言語にルーマニア語を選んだのか?
- 外務省に入ってから語学を勉強するシステムがあるのか?
- 国連で働くための条件は?また,国連に外交官が勤務することはあるのか?
- 外交官になって良かったと思った時はどんな時か?
- テロを阻止するために私たち国民にもできることはあるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 歯科や内科など徹底した良い環境が外務省にあり,魅力的だった。
- 記者会見室はテレビで見ると深刻そうで重い感じがあったが,顔写りを良くするミラーが置いてある話などを聞いて,かわいいなと思った。
- (イ)省員の話・様子
- 職員に質問に答えてもらった中で,自分たちの生活とかけ離れた所ではないと感じた。
- まさしく男女平等な職場状況で,素晴らしいと思った。
- とてもやりがいのある仕事だと思った。サポートも充実していて,安心して働ける場所だと感じた。
- 職員に女性が多いこと。女性への勤務にとても配慮されているところ。
- 外交官になるために大学時代に専攻したほうが良い学部というのが特にないこと。
- 外交問題だけではなく,色々な分野の仕事があること。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- たくさんのことを教えてもらえた。面白おかしく案内してくれたので,楽しく学ぶことができた。質問も分かりやすく答えて下さり,ありがとうございました。この貴重な体験を将来について考える際に活かしたいと思う。
- とても有意義な時間を過ごせました。ホテルに帰ったらみんなに自慢します!
- 普段見られないような所にも入ることができ,とても充実した時間だった。また,職員のお話もためになるようなことばかりで,面白かった。
- とてもたくさん特別な所に入れたり,お話を聞けたりして興味がわいた。英語を将来使いたいと思っているので,女性でも活躍できる外務省や,同時通訳など英語を活かせる仕事についてもっと考えて行きたいと思った。
- 外務省に直接縁がなかったので,今回生徒に同伴させてもらい,実際に働いている職員とコミュニケーションを取れたことはとても貴重な体験になった。丁寧に対応して下さり,生徒も自分の将来に良い印象を持てたのではないかと思う。(引率教員)