小中高生の外務省訪問

新宿区立落合第二中学校の皆さん

平成27年1月27日
新宿区立落合第二中学校の皆さん(顕彰の像)
 平成27年(2015年)1月22日(木曜日),外務省に東京都新宿区立落合第二中学校の皆さん(1年生6名,引率教員2名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1.主な行事内容

  • (1)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (2)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • 外務省で働いていて,自慢できること,苦労したこと,良かったと思ったことはあるか?
      • 海外で日本と違う文化に出会って,困ったことはあるか?
      • 外交官になるために語学能力の他に必要なことは?
      • なぜ外務省に入ろうと思ったのか?また,志はあるか?

2.アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 女性職員の数が多く,妊娠している女性職員等のために「働く女性のための休息室」があること。
      • たくさんありすぎて書ききれないですが,一番驚いたことは外務省の設備です。例をあげるとすれば,中庭など働く場所だけではなく,安らぐ場所も考えられているので,職員に優しいなと思いました。
      • 大臣専用エレベーターがあること。
      • コンビニがあること。
    • (イ)省員の話・様子
      • プレゼンが良かった。とても分かりやすい説明ありがとうございました。
      • 日本のことを外国人に知ってもらう広報活動がとても盛んなこと。
      • 外務省の人達のおかげで,自分達が今ここにいられるなど,守られていることが分かった。
      • アフリカの国々の様子。写真を見せてもらったので,印象に残った。
      • アフリカの国々の実生活や学校の様子など,普段なかなか知ることができないのでとても勉強になった。アメリカやイギリスなど観光で行けるところではなく,生徒達も余り知らない所の紹介はとてもありがたかった。
  • (2)感想・意見など
    • 現在の自分の学力では無理だけれど,これから頑張って外務省に入りたいです!!そして,今まで外務省は私にとって「厳しそうな所」だと思っていました。それが今では「私達を支えてくれる優しい場所」になりました!本当に今日外務省に来て,話を聞かせてもらえて心から感謝しています。
    • 省内に内科や歯科があって,いつでも行けて良いなと思った。もっと他国と日本が仲良くなれたら良いと思いました。
    • 今までは外務省が何をしているか詳しく知らなかったので,今回説明を聞き,仕事内容が詳しく分かったので印象が良くなりました。これからも他国と日本が仲良くできるようにお願いします。
    • イスラム国との関係で,日夜一生懸命職務をされている姿を見て,本当に感謝しております。国の諸機関のおかげで平和に生活が送れていることを感じました。また是非見学に来たいと思います。(引率教員)
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