小中高生の外務省訪問
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
世田谷区立若林小学校の皆さん
平成26年12月11日

平成26年(2014年)12月9日(火曜日),外務省に東京都世田谷区立若林小学校の皆さん(6年生38名,引率教員3名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外国に援助をしてよかったことは何か?
- 外務省が1年間に使うお金は幾らくらいか?またどのようなことに使っているのか?
- 外国での仕事と日本での仕事の違いは?またどちらがやりがいがあるか?
- 外務省では何歳まで働けるのか?
- 外国への援助について,これからの目標は何か?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 色々な設備があって,自分が思っていたより広かった。
- 記者会見室の高さが上下する会見台。
- 国際会議場で一人一人にマイクがあったこと。
- (イ)省員の話・様子
- 年間の予算が6,661億円で,そのうちの60%を外国の援助に使っていること。
- 仕事内容についての話。思ったよりもやりがいのある仕事だと分かった。
- 支援している国が29カ国もあること。
- 省員の1/4が女性であること。
- 貧しい国などに援助したり,技術を教えたり,とても良い活動をしていると思った。
- 日本も昔は貧しい時代があって,外国から援助してもらったことがあること。
- PKOについての説明。
- 日本と外国との関わりについて,話し合いをしたりするところが学校と同じだったこと。
- 援助だけではなく,たくさんの良いことをしていることが分かった。
- 外国とのつながりにたくさんの人々が関わり,努力していること。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 外国が困っていたら助けたいという気持ちが伝わってきたから,印象がとても良くなった。外務省について知ることができて良かったし,ためになった。
- 世界に良いことをしていると思った。いろいろな外国を助けていてスゴくいいと思った。
- 楽しくてとても分かりやすかった。
- 本物の外交官と会えたことがうれしかった。
- 外務省の人々はみんな堅い人かと思っていたが,優しい人が多かった。すごく面白かったです。外務省という珍しいところに行けてすごく嬉しかったです。
- これからも外国への援助をがんばってほしいです。
- すごく怖いところかと思っていたけれど,色々なことを教えてくれて,やさしいと思った。色々なことが聞けてとても勉強になりました。ありがとうございました。