外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)外交講座
大東文化大学
平成26年11月13日


平成26年11月13日(木曜日),大東文化大学に片山芳宏 総合外交政策局海上安全保障政策室長を派遣し,外交講座を行いました。
テーマ:外交官の仕事,語学学習等について
講演内容:
- 外交官を志した理由
- 外務省の仕事,外交官の仕事
- 最近の担当分野について:地球環境問題(マルチ外交の難しさ等),海上安全保障(海賊対処,北極へのアプローチ等)
- 語学学習について(学び方,プレゼンテーション,通訳業務等)
参加学生からの質問:
- 海賊対策において,外務省と他省庁(防衛省,海上保安庁など)はどのように連携しているのか。
- 気候変動問題で,今後,途上国をどうやって説得していくのか。
- 日本人の海賊はいるのか。
- 最近の中国船によるサンゴ密漁への対応に外務省も関与しているか。
参加学生の感想:
- 外務省の中にも多くの部署があり,地域別や部門別にわかれていることに関心を持った。ホームページなどで部署別にどのようなことを行っているか調べていきたいと思う。
- 外交政策について現場の人の声を聞くのは初めてだったが,どれも興味深い内容であった。世界の海賊の情勢や北極・南極のこれからの動向に注目する必要があると思った。
- テレビでは映らない日本の外交官の方々の具体的な仕事内容が知る事ができ,日本の外交にさらに興味を持った。
- ニュースなどで聞いた事のある内容でも,それについて実際に関わっている人からの情報は新しい発見や信頼性などからとても有意義で深く知ることのできるものだった。
- 漠然としたイメージしかなかっただけに体験談を交えた話が聞けて,実際にどのような仕事を行っているのかイメージが湧いた。
- 以前から外務専門職に対し興味があったが,話を聞いて学業に対し,今よりもやる気が増した。
- 今回の外交についての話を実際に経験されている講師から聞いて深まったことは、外国の文化を理解することがとても大切だと知った。