外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立埼玉平成中学校の皆さん
平成26年11月21日

平成26年(2014年)11月21日(金曜日),外務省に埼玉県私立埼玉平成中学校の皆さん(3年生24名,引率教員4名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 一番印象に残っている領事の仕事は?
- オーストラリア大使館で勤務している時に一番大変だったことは何か?
- テロを防止するためにどのような方策を取っているのか?
- 経済制裁というのは,どういうことをするのか?
- 日本と一番仲の良い国はどこか?
- 外務省員はどの学部出身の人が多いのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 陸奥宗光像
- 外務省内の雰囲気は厳かで,その雰囲気に真剣な感じがあった。
- 思っていたよりも設備が整っていた。
- 優しそうな人が多かった。
- (イ)記者会見室
- 記者会見がほぼ毎日行われていること。
- 会見台の高さが上下すること。話し手をよりキレイに見せる板が置いてあること。
- (ウ)省員の話・様子
- 外務省の説明やその他のことも色々と考えてくれたこと。
- 国民のために色々と対策をしていること。
- 外務省で働いている人の数(5,800人)。
- 外務省に入ってから専門の語学が決まること。
- 「辛い時もやめたいと思ったこともある。でも,ここでしかできないことがあるから,これからもやめないだろう。」という省員の言葉。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- もう一生来られないような外務省に来るという貴重な体験ができたので,よかった。
- 普段テレビで見る場所に来られて,良い経験になった。
- 名前しか知らないような遠い存在だったが,今日の訪問で詳しく知ることができてよかった。とても勉強になった。
- 思っていた以上に奥が深い場所だった。
- 働いている人達の人間性に触れ,温かい場所であると感じた。普段の生活では見られない場所,環境に触れられ,生徒にとって大きな刺激になった。生の声を聞けてとても良かった。(引率教員)