外務省を知るためのイベント

国際基督教大学

平成26年10月9日
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 平成26年10月9日(木曜日),国際基督教大学に松林健一郎 経済局経済安全保障課長を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:経済安全保障と日本外交

講演内容:

  • エネルギー安全保障及び食料安全保障を巡る国際情勢
  • エネルギー資源・食料の安定確保に向けた日本外交の取組
  • 外務省の業務
  • 講師の在イラク大使館や国連専門家パネルでの経験

参加学生からの質問:

  • 現在の原油を巡る国際情勢の見方(原油価格下落の影響,北米におけるいわゆる「シェール革命」の今後の可能性など)
  • 食料安全保障における,「質」の確保のあり方と国際的な議論の方向性
  • イラクにおける勤務経験(危険な目に遭わなかったか,どのようなやりがいがあるかなど)
  • 外務省の勤務環境(在外公館勤務の際の家族の同行など)

参加学生の感想:

  • もともと軍事面での安全保障に興味があり,そちらに目が向いていたのですが,新しい安全保障の一つである経済安全保障の貴重なお話が聞けました。数値でまとめていただいたシーレーンのお話は分かりやすく重要性が分かりました。
  • エネルギー,食料に関して輸入の依存度が高いこと,外務省の実務に関しての理解が深まりました。
  • 日本だけでなく世界における食料,エネルギーの変遷を外交官の視点から解説してもらうことで新しく気づくことがあった。
  • 詳細な話に言及していただき,非常に刺激を受けた。
  • 2001年以降の在イラク日本大使館の話が聞けたことは面白かった。良いところに住んで良い生活をしているわけではないと言うことを聞き,認識が変わった。
  • 授業にしろ自分で勉強するにしろ,理論と報道で聞くことの出来る結果が中心になってしまうので,実際に現場で働いている方のお話を聞くことが出来たのはとても良い機会だったと思います。
  • 外務省と聞くとお高いイメージがありましたが,今回はすごく身近に感じることができた。
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