外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)国際情勢講演会 開催報告
主催:日本国際連合協会福岡県本部
平成26年9月5日


平成26年9月4日(木曜日)アクロス福岡円形ホール(福岡市),及び9月5日(金曜日)明治学園中学高等学校講堂(北九州市)において,デロイトトーマツコンサルティング(株)執行役員・ディレクターである田瀬和夫氏による国際情勢講演会が開催されました。
田瀬氏は外務省及び国際連合勤務の経験から「人間の安全保障」の考え方について分かりやすく説明し,またグローバル人材について,(1)15年後の世界の形を想像し,いま自分に何ができるか考えるチカラ,(2)人の話をよく聞き,心を理解し,共通なところを言葉で正確に説明するチカラ,(3)やると決めたら相手の陣地に旗を立てられるだけの思い切りと実行するチカラで何か貢献ができる人になれると思うと述べました。
演題:「人間の安全保障から考えるグローバル時代に必要とされる人材」
参加者の感想・意見(抜粋)
- 実際に国連に勤務された方の生の話を聞けて,状況が少しわかり勉強になった。
- 目からウロコの話だった。国連の役割について多少なりとも理解が深まった。特に持続可能なビジネスの話はこれからの日本企業に重要なポイントになると思う。
- これからの社会を担う若者にとって,とても有意義な講演だった。講師の話から学ぶことがあった。
- 公的立場から民間の立場へ転身され,バイタリティをすごく感じた。ボランティア精神が根本にあると思った。ODAとの区分けを少し話していただければと思った。
- 人間の安全保障の発想は立派だが,現実社会ではどこまで通用するのかと思う。
- 今日の講演を聞いて,自分たちは本当に幸せなのだと思い,将来世界の人たちと共にそう感じられる国を増やすために貢献したいと思えた。