外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
兵庫県立姫路東高等学校の皆さん
平成26年10月2日

平成26年(2014年)10月2日(木曜日),外務省に兵庫県県立姫路東高等学校の皆さん(2年生8名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 私たち高校生が今すべきことは何か?
- どの国との外交を重点的にやっているのか?
- 外国と仲良くするために気をつけていることは何か?
- 今まで手がけた仕事の中で,達成感を感じた仕事は何か?
- 41の言語から担当言語を指定されるそうだが,希望は通るのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- わりと静かだった。
- 外務省はロの字型の建物だった。
- 記者会見室のレフ板の話。
- 入り口に改札があった。
- 大臣専用のエレベーターがあった。
- (イ)省員の話・様子
- 本省での勤務につくまでには,留学など長い道のりがあること。
- 色々な国と文化交流を持っていること。
- 留学に行くことで,あまり知られていない国について知ることができること。
- 女性職員が思ったより多いこと。
- 入省する際に専門言語を決定すること。
- 勤務中になくなった人もいて,命をはって仕事をしていること。
- 働いている人達がみな生き生きとしていた。仕事内容も大変興味深かった。
- 外務本省には2,300人もの人が働いていること。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 初めは何をするところかおおざっぱにしか知らなかったが,丁寧な説明と案内のおかげですごく興味を持てた。世界の国々とのつながりを持つことを仕事にすることはとても素敵だと思った。
- 常に外国と関係を取っていてスゴいと思った。外国に関わる仕事にもっと興味を持つことができた。
- 日々夜遅くまで働き,日本と他国の関係をより良くしようとしていて,とても素敵な仕事だと思った。
- 「平和で安全な国際社会」というのを基本に色々な面で取り組んでいるということを知って,改めてスゴいなと思った。外務省に訪問して自分が始めて知った事がたくさんあり,とても勉強になった。