外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
群馬県立高崎高等学校の皆さん
平成26年9月4日

平成26年(2014年)9月4日(木曜日),外務省に群馬県立高崎高等学校の皆さん(2年生4名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(群馬県出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省の仕事を通じて実現したいことはあるか?
- 邦人テロ対策室では,どういう仕事をしているのか?
- 担当業務について日々勉強しているのか?
- どのような高校生活を送っていたのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 大臣専用のエレベーターと記者会見室の会見台。会見台には反射板が置いてあり,格好良く写るらしい。
- 通訳ブースのslow,againのボタン。
- (イ)省員の話・様子
- 勤める年数によって仕事が違ってくること。
- 邦人テロ対策室は国内だけではなく,海外で日本人が巻き込まれた場合も動くこと。
- 業務内容の説明。今まで大まかにしか知らなかった外務省のことを知ることができた。
- 天下国家を考えている省員がいて,格好良かった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 外務省の建物について良く知らなかったが,それが分かった。本日はお忙しい中訪問を受けてくださり,ありがとうございました。
- 外交を司る仕事も良いと思った。
- 群馬県出身の省員の話を聴いて,外交官というのはとてもやりがいのある仕事なのだと思った。彼のアドバイスを参考にして,夢の現実に向けて頑張りたい。
- とても気さくに接してもらえて,今までよりも外務省を身近に感じられるようになった。