外務省を知るためのイベント

兵庫県立姫路西高等学校の皆さん

平成26年8月4日
兵庫県立姫路西高等学校の皆さん(記者会見室)
 平成26年(2014年)8月4日(月曜日),外務省に兵庫県立姫路西高等学校の皆さん(2年生16名,引率教員2名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1.主な行事内容

  • (1)「陸奥宗光像」見学
     幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
  • (2)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (3)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (4)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員(同校OG)より,入省に至る経緯や入省に当たって心がけたこと,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などについて説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • 外務省はどのようなことをしているのか?
      • 海外赴任はいつ,どのようにして決まるのか?
      • 外国の人とコミュニケーションをとるときに大切なことはなにか?
      • 外務省に入ってよかったと思うことは何か?
      • 高校時代はどのように過ごしていたのか?

2.アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 外務省に医者がいること。また,予防注射がうてること。
      • 中庭が日本の玄関としての外務省を象徴するように美しかったこと。
      • 国際会議場の設備がすごかったこと。
      • 建物の設計がシンプルだったこと。
    • (イ)記者会見室
      • 記者会見台の後ろの世界地図がメルカトル図法だったこと。
    • (ウ)省員の話・様子
      • 理系の人も働いているということ。
      • 女性の割合が4分の1と意外に多かったこと。
      • 外務省では一つのことではなく色々なことが学べること。
      • 外務省に入ってから言語の勉強ができるということ。
  • (2)感想・意見など
    • 外務省の魅力がたくさんわかった。社会人になり海外で働くことがあれば,どのような姿勢で海外の人と交流すればよいか学ぶことができた。
    • 外務省を訪問して,外務省は外交の窓であると改めて思った。
    • 記者会見室の見学など,貴重な体験ができた。
    • 外務省の具体的な役割,外交官の仕事について知ることができた。外務省は日本の外交を支える重要な役割を担っていることがわかった。
    • 実際に現場で働く人の話を直接聞くことができて良かった。
    • 外務省の仕事について全くわからなかったが,訪問したことで色々なことを学ぶことができた。
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