外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
私立カリタス女子中学校の皆さん
平成26年7月22日

平成26年(2014年)7月22日(火曜日),外務省に神奈川県私立カリタス女子中学校の皆さん(中学3年生11名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行った後,同時通訳ブースを案内しました。- (ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外交官になろうと思ったきっかけは?
- 外交官の具体的な仕事はどのようなものか?
- やりがいを感じることは何か?
- ほかの職業にはない魅力があるのか?
- 海外の滞在期間は?ホームシックになるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 同時通訳ブースの説明。
- 働く女性のための休憩室があること。
- 予防接種がうてること。
- (イ)記者会見室
- 記者会見台に工夫がされていること。
- ニュースでよく見る記者会見台を実際に見ることができ,楽しかった。
- (ウ)省員の話・様子
- 女性の割合が高かったこと。
- 男女差別がなく,楽しそうな仕事だと感じた。
- 海外への赴任期間が長いこと。
- 堅い職業なイメージがあったが,性別関係なく活躍できること。
- 海外での事件に巻き込まれるかもしれないという覚悟で仕事をしていること。
- 1か国語ごとに対応する専門家がいること。
- 海外の赴任先では日本の文化を広める活動も行っていること。
- 体力も意外と大切だということ。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 記者会見室など,たくさんの部屋をみることができてよかった。
- いろいろな話を聞き,外交官という仕事に興味を持った。
- あまり体験できないことができた。将来に役立てたい。
- 普段テレビで見る会見室を見たり,実際に働いている外交官の話を聞くことができたり,いい体験ができた。
- 記者会見室で写真が撮れてうれしかった。将来海外で働きたいとさらに思った。