外務省を知るためのイベント

東北大学

平成26年6月11日

 平成26年6月11日(水曜日),東北大学に植野篤志アジア大洋州局中国・モンゴル第一課長を派遣し外交講座を行いました。

テーマ:中国情勢と日中関係

講演内容:

  • 外務省を志望した理由
  • 中国語研修を選択した理由
  • 入省後の中国関係の主な経験
  • 中国担当の課長としての仕事
  • 中国の「今」をどう認識すべきか
  • 日本にとっての中国,中国にとっての日本
  • 世界からみた中国,中国から見た世界
  • 当面の日中関係の見通し

参加学生からの質問:

  • 対中政策,中国情勢について 等

参加学生の感想:

  • 自分の持つ中国のイメージは「外から見た中国」に過ぎないと気づかされた。歴史観やマスコミの影響を加味して冷静に状況を見ることが大切と感じた。
  • マスメディアを介した外交上の情報は少なからず歪曲されている気がしていた。そうした中,直に外務省の方の話を聴くことができ,日本の外交上のスタンスというものを知ることができたと感じた。
  • 教科書やニュースでは分からないような事情,対立の様子なども分かりやすく聴けた。第三者的立場で考えがちである問題も実務に就く方の話でより外交問題への関心が強まった。
  • 外務省を目指した理由等についても詳しい説明があり,関心を持つきっかけになった。
  • 日中関係における外交事情,中国の立ち位置などを知ることができ,大変勉強になった。
  • 実際に現場で活躍されている方の生の声を聴くことで,外交についての実態を想像,理解しやすかった。
  • (外務省の仕事に)ある種のあこがれの感情が強くなった。
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