外務省を知るためのイベント
平成26年度(2014年度)「小中高生の外務省訪問」
名古屋市立沢上中学校の皆さん
平成26年6月18日

平成26年(2014年)6月18日(水曜日),外務省に愛知県名古屋市立沢上中学校の皆さん(3年生6名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「顕彰の像」「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
(3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)行いました。
(ア)外務省員(名古屋市出身)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :- 日本はエネルギー資源・食料などを海外からの提供に頼っているが,安定的な供給の確保のための活動は具体的に何を行っているのか?
- 各国との友好関係の増進のために,どのようなことを話し合ったり実行しているのか?
- 日本の文化や魅力を各国に伝えているそうだが,そのような文化をどのように伝えているのか?
- 異動は頻繁にあるのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 歯科や内外科,働く女性のための休憩室があったこと。
- 細かい所までバリアフリーが意識してあったこと。
(イ)省員の話・様子
- 短期間で課を異動すること。
- 半数以上の人が海外勤務なこと。
- 仕事上の女性への差別がないこと。
- 職員の年齢層が幅広く,また女性職員が1/4を占めていること。外務省と言ったら国の仕事ですごく難しそうなので,意外に女性が多くて驚いた。
- 震災の時に外務省が行ってきた各国支援の成果が出てきて,スゴいと思った。
- 海外勤務も2年程で変わっていくこと。慣れるのに大変なのでは。
- 省員達がフレンドリーな感じがしたこと。
(2)感想・意見など
- 女性に優しい仕事場はとても良いと思った。
- 活動内容や職員の人達の雰囲気とかが分からなかったので,とても堅苦しい感じのところと思っていたが,実際に訪問して知ることで堅苦しさが少しやわらいだ。とても良い経験ができて良かった。
- ホームページを見てもどんなことをしているのかがピンと来なかったが,実際に来てみて色々な事が分かった。
- 詳しい説明ありがとうございました。体に気をつけて,世界の中の日本のために頑張ってください。(引率教員)