外務省を知るためのイベント

広島市立大学

平成25年11月28日

 平成25年11月28日(木曜日)、広島市立大学に関口昇総合外交政策局国連企画調整課長を派遣し外交講座を行いました。

テーマ:日本の国連政策

講演内容:

  • 国連及び今日の日本の国連外交
  • 人間の安全保障について
  • 国連総会の概要と安倍総理の一般討論演説
  • 国際舞台で活躍する人材に求められるもの

参加学生からの質問:

  • 慰安婦問題・南京虐殺についての外務省の見解 
  • 米国の核の傘と核軍縮等での日本のリーダーシップの両立
  • シリア問題への財政面以外の貢献
  • 安保理の重要性と安保理改革に向けた外務省の努力
  • 非暴力による平和と国連における平和維持
  • 竹島,尖閣等についての第三国の捉え方
  • 3.11後の人権状況報告書とそれに対する日本政府の反論書作成における苦労等

参加学生の感想:

  • 国連という言葉はニュースなどでよく耳にしますが,今日の講義で仕組みなどの基礎知識から具体的活動まで学ぶことができて良かったです。
  • 世界では核兵器を持とうとする国があったり,未だに格差が続いていたり,本当に平和に向かっているのだろうかと日々疑問に思っていたのだが,今日の話を聞いてちょっとずつ進んでいるのだなと思うようになった。
  • お話を聞いて国連の活動や今の日本が何をしようとしているかということについて,自分がどれだけ知らないでいるかということを痛感しました。
  • 国連の一般討論演説が長い期間にわたり,様々な人が討論した結果作られていたことに驚きました。
  • 最後に話された国際舞台で活躍するために必要なものは,とても参考になった。クリティカルシンキング,情報をそのまま受け入れるのではなく,真実なのか,矛盾点はないかと批判的思考を持つことが特に大事だとおっしゃっていた。ぜひ実行してみたいと思った。
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